ソックパペット

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2008年7月18日 (金) 21:05時点における藤森京介 (トーク | 投稿記録)による版

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ソックパペット、靴下人形 (sock puppet, sock-puppet) は靴下で作った人形である。人形遣いの腕にかぶせて操作する。

概要

ソックパペットは靴下に手を突っ込んで人形に見立てたものである。口の部分がついており、手を握ったり開いたりしてこの口を動かしあたかも喋っているように見せることができる。指先と手首に近い部分が唇になり、親指が顎にあたる。手の動きが即、唇の動きになるが、場合によってはある程度固いフェルトで唇を形成することもある(その場合はしばしば舌を口の中に接着する)し、口が開く部分にはさみをいれる場合もある。

人形遣は靴下を延ばして、手首をすっぽり覆うようにする。人形遣自身は台の下に隠れ、腕を延ばして人形だけ見せながら芝居することもあるが、自分自身も人形と隣り合って登場し、腹話術を用いて自分で操る人形と会話するのがよくある方法である。

作り方

好きな色の靴下やストッキングから作ることができる。履き潰したものでも良いが、あまりに弱くなった靴下だと上演中に裂けてしまうかもしれない。また、使用済みの靴下は不潔に感じられるため、多くの場合は新品の靴下を購入して製作する。顔のない単純なものから、目をはじめとするパーツをつけて顔らしく加工したものもある。髪の毛には飾りリボンやフェルトの紐が一般的に用いられる。人形用の目(動眼)は市販されている。

ソックパペットの製作は多くの小学校で創造性を育む授業の題材となっている。人形を作り、それを用いてショーや劇や歌を見せる全校集会を開くのである。

使い方

ソックパペットはいろいろな用途に使える。凝ったショーにも、子供劇にも、マリオネットと同じように用いることができる。他の人形同様、テレビにも登場する。複雑な道具立てがいらず、人形遣の腕があればそれで良い。ドイツ語を教える Fu と Fara という蜜柑色の人形がいる。芸術として製作し上演する場合もある。

最も有名なソックパペット遣は Shari Lewis であろう。彼女は Lamb Chop、Charlie Horse、Hush Puppyという人形を用いている。Senor Wencesの劇も類似しているが、彼は素手の上にキャラクターの顔を直接描く。

ソックパペットは商業広告でも用いられた。1990年代終わり頃、e-コマース会社 Pete.com は spokespuppet (スポークスマンのもじり)を用いた(訳註: 同社のキャッチフレーズがでてくるので一部訳出せず)。スポークスパペット人形は当時のポップカルチャーのシンボル(アイコン)になったものの、会社自体はドットコムバブル崩壊を生き延びることはできなかった。 [1]

ソックパペットはフレンドリーで柔和な感じがし、見るからに人間ではないため、セラピストはしばしばクライアントに対し、「私に話しづらい時は、ソックパペットに話してご覧なさい」と指導する。同様の理由で、またソックパペットはそれを操っている自分とはしばしば別の人格のようだと感じられることから、自分の考えや人格の中のそっとしておきたい、触れて欲しくない一面を人形から語らすことができる。『サウスパーク』でギャリソン先生(Mr. Garrison)がハット君(Mr. Hat)を用いて本音をしゃべらせているのが良い例である。対照的にソックパペットをトレードマークの武器として戦うプロレスラーもいる(マンカインド、人形の名前は ミスター・ソッコ)。

日本においては、専門的にこれらを芸として演ずる者としては、「パペットマペット」(正確には、「黒子」はいない事になっている)が上げられる。

インターネットスラング

中身のない人形が人形使いと腹話術で会話するその姿から、多重アカウント(多重ハンドルネーム、略称:「捨てハン」など)による見せかけの会話(一人芝居)ないしは、なりすまし、あたかも自分が多数派であるかのように装う多数派偽装工作を行う場合の別ハンドルを指すインターネットスラングとして英語圏で定着した。2ちゃんねるなどの匿名掲示板において「自作自演」・「指人形」と呼ばれる行為と原理的には同じである。

日本語版WPでは、寄付金次第で自分用のソックパペットが購入できる疑惑がもたれている。公式方針ではソックパペットは禁止されており、発覚(管理者が疑いを持てば、客観的な証拠がなくともクロと判定される)すれば、即時無期限のブロックをされるが、購入したソックパペットはもちろんその対象とならない。

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